キヤノンのプリンタTS5430はピンクがかわいいというだけでも買う価値がある!

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こんにちは、ニア(@nia_no_are)です。

パソコンの買い替えに伴って、プリンタもキヤノンPIXUS MG6230から同じくキヤノンPIXUS TS5430に10年ぶりに新調しました。色はピンクです。佇まいがとてもかわいいです。

私のように、「子どもたちが大きくなり、写真をおうちプリントする機会がめっきり減ったけど、やっぱりプリンタは必要。でも安いプリンタってどうなの?」という方に参考になればと思います。

MG6230はWindows11対応のプリンタドライバが無い

まだまだ我が家では現役のMG6230。立ち上がりはゆっくりですが、一度動き出せばサクサクだし、印刷はきれいだし、純正インクが販売される限りはずっと使い続けます。

iPhoneSE2やiPadからもAirPrintでささっと写真もPDF文書なども印刷できます。

買い替えのきっかけはWindows11対応のプリンタドライバが無いこと。プリンタドライバがあれば、細かく印刷設定をすることができます。マニュアル設定でインクの濃淡なども調整できるので、インク節約にも。

サイズの比較

MG6230のサイズは奥行36.7cm×幅47cm×高さ17.3cmで重さは9.2㎏と購入当時は大分コンパクトになってきたなぁと思ったものでした。

TS5430は奥行31.5cm×幅40.3cm×高さ14.8cmで重さは6.3㎏とかなりコンパクトです。前後に開くトレーもコンパクトです。

操作部のパネルも手動で前に傾けることが出来ます。

PCやアプリからのプリント、スキャンの比較

プリンタドライバの操作性が変わらないので、PSからのプリント、スキャンには2機種で大きな差は感じられません。TS5430の受けトレーが自動で開かないくらいです。光沢紙へのプリントもとてもきれいにできましたし、手帳のリフィル印刷もこれまでと遜色なくできました。

モノクロの文書印刷もとてもきれいです。このきれいさでずっとキヤノンを選んでいます。

インクコストの比較

MG6230はインクが6色タイプで、5色の染料インクに1色の黒顔料インクで印刷します。現在のメーカーサイトによると、写真のインクコストは標準容量で1枚約21.8円(現行モデルは19.6円)です。TS5430のインクは4色タイプ、3色の染料インクに1色黒顔料インクを使います。写真のインクコストは標準容量で1枚約33.8円です。大容量インクタンクも対応します。

やっぱりコストは高めです。

コピー時での操作性の比較

操作ボタンはここのみ。

MG6230でコピーする時、タッチパネルで感覚的に拡大縮小設定をすることができ、倍率の設定はA4→B5などとメニューでパッと選べます。コピーのプレビューも出来るので、用紙節約も出来ます。

本体にモノクロコピー、カラーコピーの物理キーがそれぞれ備えられているため、こちらも感覚的にモノクロとカラーを切り替えることが出来ます。

また、プリントスタートすると前面のパネルが自動で開き、受けトレーが出てきます。初めは驚きましたが意外と便利です。



それに対して、TS5400は液晶パネルの操作は物理キーのみとなります。拡大縮小も自動変倍は選択できるものの、倍率の設定は1%刻みなので、「A4→B5って何%かな?」と確認しながら設定しています。(ちなみに84%)コピーのプレビューは出来ないので、大きめの用紙をコピーする時には見切れないか少しドキドキします。

カラー・モノクロコピーの切替もキー操作で選択するので、設定をいじる時にはカチカチ操作をする必要があり、少し手間取ります。

そして、プリントスタートしても受けトレーが自動では開かないので、開かないままプリントが終わるとそのままプリントされた用紙が落ちます。これは慣れれば大丈夫かなとも思いますが、AirPrintで遠くから印刷したいときは少し注意が必要です。

TS5430の方が本体の重さが軽い分、プリント時の動作音が少し大きいかなと思います。私としては想定内です。

ファームウェアアップデートを勧められる

割と頻繁にファームウェアアップデートを勧められますが、お知らせしてくれるのは良いですね。急いでいるときはスキップできます。

今どきのプリンタはみんなこうなんでしょうか。

欲を言えば用紙カセットが目立たないと良かった

用紙カセットの半透明部分がいつも出っ張っています。

本体下部に用紙をセットするカセットが、半透明のカバーを用紙の一部分に被せる仕様になっていて、前から見ると半透明とピンクのツートーンに見えます。せっかくかわいいのだから、全部同じ色がよかったかな、と思います。

とはいえ、本体が横長なのに対して、用紙は縦長にセットするので、なんとその分はみ出して常に半透明部分が前面に飛び出た形になっています。

これが同じくピンクであったら、それも違和感が出るかもしれません。

本体のコンパクトさを選択した結果だと思えば、致し方ない…?

MG6230もTS5430も、両方とも使い続けます

パッとコピーができるMG6230を使いながら、徐々にTS5430に慣れていきたいと思います。使える用紙も2機種間で特に違いが無いので、余程のことが無い限り困ることはないでしょう。プリンタを使う頻度が高くないなら、TS5430十分アリです。

インクは純正品がおすすめです。

ー おしまい ー